新しい製品開発に挑戦し続けるのは


困難の先にさまざまな


ハイリターンが待っているから

家村 浩太朗

Kotaro Iemura

第2事業本部 工業資材設計技術部
構造材技術グループ

先端技術科学教育部 知的力学システム工学専攻
2015年入社

◇入社後の経歴

入社時から現在まで、産業資材関連の製品開発業務に従事。
最初の2年間は家電やIT製品の緩衝材、床暖房などの住設関係、
3年目以降は自動車電装部品のリターナブル梱包材や
船舶用防舷材といった製品を担当。現在はミッドソールの開発に携わる。

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入社を決めた理由

学生時代は機械系の学部に所属し、大学院では樹脂素材の研究を行っていたため、就職活動では、両方の知識を活かせる企業を探していました。その中で、当社が自社の樹脂素材を使用したさまざな製品開発を行っていることを知り、さらに発泡樹脂という独自性にも興味をもったことから入社を決めました。

製品設計の仕事とは

緩衝材やリターナブル梱包材を例にすると、営業からの依頼や顧客訪問を通じて具体的な要望事項を入手した上で、仕様書や図面を提出し、サンプル作製や各種試験に移行します。また、同時並行で成形メーカーや金型メーカーとデザインレビュー会を実施し、量産時に問題が発生する設計になっていないか入念に確認します。これらが問題なく完了すると、金型起工対応や生産流動管理対応に取り組みます。

成長・やりがいを感じたとき

これまでに経験がなかった健康器具の開発では、官能的な評価基準の取り扱いや構成品の素材選定、寸法、重量などの検証に予想以上の工数がかかりました。しかし、それによりサプライヤー各社との交渉力やスケジュール管理能力、設計対応力など技術者としてのスキルアップができたと感じています。

プライベートの過ごし方

これまでは会社のテニス部での活動や妻との旅行、キャンプなどで外出することが多かったのですが、第一子が生まれたのを機に、今後はゆっくりと近所の公園で散歩でも楽しみたいと考えています。

今後の目標・将来のなりたい姿

新しいものに興味を持つタイプなので、さまざまな分野の最前線で活躍できる人材になるのが目標です。最前線で活躍するということは、それだけ難しい課題や問題に当たるリスクも高まりますが、社会的信頼や技術確立といったハイリターンがあることを意識して、日々の業務で経験を積み、目標の姿に近づいていければと思います。