Diversity

山本 信子
Nobuko Yamamoto
家庭生活学部 家庭生活学科卒 1993年入社
研究開発センター 評価試験室
評価試験室長
自社製品が生活の身近なところで利用されていることを知り、また地元の奈良にも拠点があることから親しみを感じ入社を決める。入社後、評価分析業務の担当として従事し、現在は研究開発センターの評価試験室長として、評価試験方法の検討業務やマネジメント業務に携わる。

藤村 美菜
Mina Fujimura
産業理工学部 生物環境化学科卒 2018年入社
環境・品質統括センター 品質保証部
第二品質保証グループ
化学と英語の知識が活かせる環境で、前職とは全く違う品質保証・化学物質管理という新たなジャンルに挑戦したいという思いから入社。現在は「テクポリマー」に関する顧客からの質問書(含有調査・化学物質規制など)への回答業務、各種規制の適合性確認、認証関連の業務に携わる。

大前 美歩
Miho Omae
生命科学部 生物工学科卒 2019年入社
第2事業本部 輸送機器資材事業部
輸送機器資材グループ
日常生活に欠かせない製品のものづくりに関わりたい、という想いで就職活動をスタートし、高機能な発泡素材を主軸として多方面に事業展開をしている当社と出会う。入社後は、市場と現場・開発の架け橋となる営業部門へ配属され、現在は自動車関連の法人顧客を担当する。
Session 01職場の雰囲気は?
——職場の雰囲気を教えていただけますか?
山本評価分析は個々で黙々と働く時間が多いのですが、チーム制を採っているためメンバー同士でお互いの業務をフォローする雰囲気もあります。時には、同じフロアの基礎研究所メンバーと研究開発品の評価方法や評価結果について議論を交わすこともあります。
ちなみに評価試験室の男女比は半々程で、基礎研究所の各研究室には女性の新入社員が毎年配属されています。
藤村品質保証部は東京・茨城・滋賀・奈良に拠点があり、私は東京本部に勤務しています。業務の連絡や報告の時間を定期的に設けているため、担当者間の距離が近いです。また、すぐに上司に相談できる雰囲気もあり仕事で不安を感じることはあまりありません。個人的には風通しが良く働きやすい環境だと思います。男女比率は、私の所属する品質保証部全体で9:1程です。
大前私は営業として自動車関連のメーカーを担当しています。上司や先輩に対して何でも気軽に相談ができます。自分の考えを求められるなど、個人の意見を尊重してくださる環境だと思います。
——入社時から営業を希望していたのですか?
大前就職活動で当社に応募した時から営業を希望していました。ただ、自動車関連ではなく化粧品業界を希望していました。
——実際に自動車業界を担当してみてどうですか?
大前担当するまでは、自動車業界を意識したことがなかったので新鮮でした。顧客に供給する製品や金額などのスケールが大きく、状況もめまぐるしく変化するので、ビジネスの最前線にいる実感がわきます。現在はこの業界のことをさらに知りたいと思うようになり、この部署に配属されて良かったと思っています。
——女性の営業は多いのですか?
大前まだ女性の営業は少ないです。ただ、そもそも自動車業界は女性の営業が少ないので、主体的に動くことを意識して「女性だから」と思われないように頑張りたいと思っています。
お客様だけでなく社内の生産担当や同僚からも頼れる人間になりたいです。
山本その気持ちはとてもよく分かります。
藤村私は、仕事をしていて女性であることを意識することはあまりないですね。担当業務を任されていると感じています。
Session 02在宅勤務制度の活用は?
——在宅勤務制度は活用されていますか?
山本私が所属する部署は、業務の進捗状況に応じて在宅勤務制度やフレックスタイム制度を活用する方もいます。結婚や出産・子育てなどのライフイベントがあってもさまざまな制度を活用して働き続ける方が多い印象があります。
——業務シェアや業務補完の体制づくりも重要な仕事ですね。
山本評価分析の仕事は出社しないとできないことも多く、環境整備のための工夫が必要です。例えば、子育て中のメンバーには突発的に休まないといけないケースも考慮して在宅でもできるデータ解析の仕事を少し多めに担当してもらったり、試行錯誤しています。個人面談のタイミングで、働き方に関して各メンバーと相談・すり合わせを行い調整していますね。
——チームの中でフレキシブルに対応していくということですか?
山本はい。まだ改善点は多くありますが、メンバーが自主的にお互いにフォローしあうような体制ができてきました。以前より在宅勤務制度が活用されるようになったと感じています。
——営業の場合はどうですか?
大前営業の場合は顧客の動きに合わせた対応が求められるので、在宅勤務制度を計画的に活用しています。出社回数が以前より少なくなったことで通勤時間を削減でき、時間に余裕が持てるようになりました。
上司や同僚との職場でのコミュニケーションは減りましたが、オンライン上でのツールが導入され、離れた拠点にいる方にも気軽に関わることができるようになりました。
私が所属する部署は男女問わずフレックスタイム制度を活用してお子さんを送り迎えされています。家庭を大切にする方が多いですね。制度を柔軟に活用すれば仕事を続けながら、子育てをしやすい環境にあるのではないかと思っています。
Session 03上司はどんな人?
——職場の上司はどんな方ですか?
山本報告や連絡をしたいと思った時にすぐに時間を設けてくださるので、とても感謝しています。メールのレスポンスも早く、ご自身も多忙なのに「すごいな」と思います。
藤村そうですね。私の上司も絶妙のタイミングで「この案件、大丈夫?」と業務の進捗に対してケアしてくださいます。顧客との製品規格に関わる重要な打ち合わせから、部門全体の運営まで、全体に目を配りながら、迅速に対応していらっしゃると思います。
——大前さんはどうですか?
大前私の上司は、以前同じプレイヤーとして仕事をしていた方で、現在、私が担当する業務の一部も上司から引き継ぎました。そのため顧客対応に関するアドバイスは迅速です。また、私には思いつかないような発想で、売上や利益につながる仕事の進め方を学ばせていただき、尊敬しています。まだ経験の浅い私に成長の機会を与えてくださることや、この仕事ができると見込んでくださるところも含めて感謝しています。
プライベートな話も気軽にできますし、気兼ねなく相談できる環境を意識してつくってくださっています。仕事だけでなく気遣いができるところも見習っていきたいです。
藤村そうですね。私も最近、後輩ができたばかりなので、先輩として上司の良いところは見習っていきたいと思います。
Session 04プライベートの過ごし方
——プライベートはどんなことをして過ごされていますか?
大前趣味は写真と音楽鑑賞です。写真に関しては人生初のボーナス(賞与)でフィルムカメラを買ったんです。このカメラで街中の生活感が伝わるような写真を撮りに出掛けています。
藤村私は登山やハイキングに出掛けることが好きですね。きっかけは運動不足の解消とリフレッシュです。子どもの頃、よく山登りに行っていたこともあり、2年ぐらい前から再開しました。最近だと山梨県の乾徳山に日帰りで行ったのですが、今後は連泊の登山にも挑戦したいと思ってます。
——山本さんはどのようなことをして過ごされていますか?
山本今は自宅でのトレーニングが中心ですが、15年間くらいスポーツジムに通っています。筋トレやランニングをして、汗を流すことが好きです。スポーツジムは年齢層が幅広く、顔見知りの方とのおしゃべりを楽しんでいます。時にはプライベートで会うこともありますよ。話足りないと思った時は、気分転換も兼ねて一緒にご飯を食べに行ったりもしています。

自宅でヨガなどのトレーニングをしています。(山本)

断崖絶壁の鎖場に挑戦した時の写真です。(藤村)

初めてのフィルムカメラで紅葉を撮影しました。(大前)
Session 05学生の皆さんへメッセージ
——それでは最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします。
大前就職活動は、自分の人生を振り返ることのできる機会でもあります。興味のあること・やりたいことは何か自分自身と向き合い、自分らしさを伝えることが大切だと思います。周囲を気にせず、悔いが残らないように頑張ってください。
藤村就きたい業界・業種を選ぶことは大変だと思いますが、後悔が無いように頑張ってください。コロナ禍で就職活動も大変ですが、皆さんが希望する企業に就職できるよう願っています。ご縁がありましたら、会社説明会以降の選考でお会いすることがあるかもしれません。気になることがあれば是非遠慮なく質問してください。
山本当社は少数精鋭で、若いうちから仕事を任されることもあります。大変なことも多い反面、やりがいや自分自身の成長につながる機会が多いと思います。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。