自分で開発した粒子が


愛用の化粧品に配合されたらと思うと


ワクワクしてきます

工藤 美穂

Miho Kudo

研究開発センター 基礎研究所
ポリマー材料研究室

理工学研究科 物質生命工学専攻 2019年入社

◇入社後の経歴

入社後の1年間は、研究開発センターの発泡材料研究室にて環境対応製品の研究に携わる。
その後、自身の希望で、現在のポリマー材料研究室へ異動。
化粧品用途の微粒子の研究に従事し、アクリル粒子の代替となる
環境にやさしい粒子の開発を行っている。

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入社を決めた理由

大学院で高分子化学を専攻していたこともあり、就職活動以前から高分子の多機能性や高付加価値性に面白さを感じていました。そのため、微粒子の事業化に実績のある当社に関心をもち、研究職の方々がイキイキと仕事をしている姿も拝見して入社を決めました。

研究開発の仕事とは

5〜10年先の市場を見据えた基礎研究で、新しいコトやモノを創っていく仕事だと思います。ただ新しい、面白いだけではなく、開発の出口戦略、市場のトレンド、他社特許権利の把握も必要で、営業や知的財産部など他部署との連携が欠かせないと実感しています。また、物事を深く突き詰めて本質をつかむ、妥協しない、あきらめずやり遂げるといった泥臭い部分もあります。

求められるスキルとは

多面的な視点をもち、自分の考えや思いをもって検討を進めることが求められます。
また、現行の検討手段が効果的でないときはアプローチ方法を変えてみるなど、柔軟な判断力も必要です。

今後の目標・将来のなりたい姿

開発を担当した粒子を当社の新製品として世に出すことが目標です。普段使っている化粧品だからこそ、自分が面白いと思う機能をもった粒子を開発していきたい。そのため、技術者としてさらに専門分野の知見を広げ、自ら提案できる人になりたいです。

大切にしていることや座右の銘

とにかくトライすることです。任された仕事は結果が出るまで諦めず、気になったことはとにかく実践するようにしています。また、最近は独学で語学を学び始めました。現地の方と対話できるようになるまでは続けてみようと思っています。