History

挑戦と成長の軌跡

日本初の国産技術による発泡性ポリスチレンの製造・販売を開始した1959年から60年余。
日本の経済成長とともに発展を続け、その後は本格的なグローバル展開によって、さらなる持続的成長を目指しています。

1959

積水スポンジ工業株式会社(現 積水化成品工業株式会社)設立
本社事務所及び奈良工場を奈良市南京終町に設け、発泡性ポリスチレンビーズ及び塩ビ発泡事業に着手しました。

1960

「エスレンビーズ」の製造・販売を開始

「エスレンビーズ」(発泡性ポリスチレンビーズ)の製造・販売を開始しました。エスレンビーズは発泡スチロールの原料としてさまざまな用途で活用されています。

1962

「エスレンシート」の販売を開始

食品トレーやカップ麺容器として使用される「エスレンシート」(発泡ポリスチレンシート)の販売を開始しました。

1971

発泡スチロールの回収リサイクルを開始

1971年より、発泡スチロールの回収リサイクルを開始しました。回収した廃プラスチックは天理事業所や関東事業所に運び込まれ、さまざまな発泡製品に再生されています。

1985

「EPS土木工法」を上市

軟弱地盤対策における軽量盛土工法「EPS土木工法」を上市しました。大型の発泡スチロールブロックを盛土材料として積み重ねていく工法で、地盤改良や工期短縮に貢献しています。

1993

「テクノゲル」販売開始

「テクノゲル」は、水や保湿剤などの溶媒・電解質・添加剤などを保持させた、高機能で安全性に優れたゲル素材です。医療分野をはじめ、ヘルスケアや美容分野など、さまざまな分野・用途に使用されています。

2000

「ピオセラン」が自動車部材として採用

「ピオセラン」は、ポリスチレンとポリオレフィンの複合樹脂発泡体です。現在では、バンパーコアやシート芯材など、自動車部材として幅広く採用されています。

2001

当社初の環境報告書を発行

当社の事業活動に伴う環境負荷や環境配慮に向けた取り組みについて、ステークスホルダーの皆さまに公表しています。(現在は、統合報告書やHPにて環境への取り組みを紹介しています。)

2004

100%リサイクル製品「エプスレム」を開発

家電に使われていた樹脂などを発泡スチロールに再生した「エプスレム」は、環境問題に正面から取り組んだ製品です。
※「エプスレム」は100%リサイクルの発泡性ポリスチレンビーズです。

2009

創立50周年

創立50周年の2009年には、連結売上高1,000億円、連結営業利益50億円を達成しました。

2015

「エラスティル」を開発

「エラスティル」は、熱可塑性エラストマー発泡体です。ゴムのような弾性を持ち、発泡スチロールのように軽く、ウレタンフォームのような柔らかい製品です。

2019

Proseatグループを連結子会社化

欧州における自動車部材拡販拠点の獲得を目的として、Proseatグループを連結子会社化しました。

2020

「SKG-5R STATEMENT」を策定

持続可能な社会の実現に向けて「SKG-5R STATEMENT」を策定しました。「SKG-5R」では2030年度をターゲットとして2つの目標を設定しました。
①環境貢献製品の創出と市場拡大
②CO2排出量削減

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