自分で開発した製品を
自慢できるようになれたらいいですね
田井 哲朗
Tetsuro Tai
研究開発センター 基礎研究所
発泡材料研究室
環境学研究科 資源循環学専攻 2013年入社
◇入社後の経歴
入社してから現在まで発泡製品に関する研究開発に従事。
新たな樹脂の発泡や製造プロセスの基礎研究、技術開発を行う。
2018年からは産学連携のNEDOプロジェクトに参画し、
シミュレーションを活用した新たな材料開発手法の研究にも取り組む。
研究開発の仕事とは
10~20年先の未来を見据えて、自社の既存製品にはない特徴や機能をもった新製品や技術の開発を行います。研究開発と一口に言っても、フラスコで行う小スケールの実験から実機・パイロットプラントなどの設備を使った量産化テストまで、形態はさまざまです。
記憶に残る仕事での経験
研究所で開発した技術を量産化する際には大変苦労しました。量産化には新たな設備導入や生産体制の構築が必要で、設備設計、品質改善、生産安定性の確認など越えなければならないハードルがいくつもあります。他の関係部署も含めたチームワークの重要性を痛感しました。
プライベートの過ごし方
最近は遠方へ出かけられないため、二人の子供と近所の公園などで遊ぶことが多いです。料理が好きなので休日は妻に代わって食事を作ったり、ときにはオンラインで同期と飲んだりすることもあります。
今後の目標・将来のなりたい姿
当社の次の基盤事業となるような新製品・技術を開発したいです。そして将来、自分で開発した製品が広く社会で利用され、友達や家族に「あの商品には自分の開発したものが使われているんだよ」と自慢できるようになれたらいいですね。
大切にしていることや座右の銘
「意志あるところに道は開ける」という言葉を大切にしています。どんな困難なことでも自分の信念、強い意志をもって取り組めば、必ず光明は見えてくると信じています。